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2012/06/13

本当のConnecting the Dots 作業をしました

Appleの創始者のSteve Jobs。

2005年のスタンフォード大学の卒業式におけるスピーチはあまりにも有名ですね。
スピーチの中には、3つのstoryがありましたが、
その中でも私が一番好きなのは、最初に語ったstoryの

"Connecting the Dots"

です。
(ご存知ない方はこちらからご覧ください)



Steveは、里親に高い学費を払わせてまで大学に行くことに疑問を持ち
リード大学をドロップアウト(退学)します。
そのかわり、自分の好きな「カリグラフィー(日本でいう書道)」のクラスに
モグリをすることで、字体の造形美を学んだのですが、
実はそれが、あのマッキントッシュに美しいフォントを入れる原点になっていた、というわけです。

この一連の流れについて、Steveはこう語ります。

「・・・

大学を辞めていなければ、その授業に出会うことはなかったでしょう。
そして、美しいフォントを搭載したパソコンも誕生することはなかったでしょう。
もちろん、その出来事のつながりを予想することは、不可能でした。
しかし10年後に振り返ると、ものすごく明らかなことなのです。

点と点のつながりは、予測できるものではありません。
後で振り返って、点のつながりに気づくのです。

ですから、今やっていることが、どこかに繋がると、信じてください。


その点が、どこかに繋がると信じていれば
他人と違う道を歩いていても
自信を持って、歩き通せるからです。

それが、あなたの人生に違いをもたらします。 」



私にはもともと、好きな言葉が二つありました。

一つ目は、映画の中で、乳がんを克服した女性が笑顔で言ったセリフ
"Everything happens for a reason"
(すべてのことは、理由があって起こっている)

二つ目は、 高校を卒業する時に古文の先生が教えてくれた昔のことば
「艱難、汝を珠にす」
(人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長する)


なので、このSteveのスピーチを初めて聞いたときは、
「そうそう、まさにその通り!」と感動したものです。
 
日々忙しい日常の中で、悪いこと・嫌なことが起こっても
この二つの言葉や、Steveのスピーチで、自分を鼓舞してきました。


しかし・・・・
人間というのは弱いもの。
そうは言っても、いよいよ、33歳の私・・・
将来どうするんだろう・・・
このままこの仕事をダラダラ続けるのか・・・
自分自身が磨耗しているだけのような気がする・・・
本当の幸せはどこに・・・
私って、こんな生き方したかったんだっけ・・・
私の強みはなんなんだろう・・・
社会に役立つ人間なんだろうか・・・



みたいな、悶々とした考えが、ずっと頭を支配していました。
悶々としては、鼓舞して、そしてまたすぐくじけて悶々とする。
負のスパイラルですね。


それが最近、突き抜けることが出来たんです・・・。オドロキ。

突き抜けるきっかけは、まさに、

"Connecting the Dots"
を見つける作業を「本気で」やったからです。

本気でやれる環境を見つけ、飛び込んでみたからです。



自分のDots、つまり、過去の点(出来事)というのは
無関係のようでいて、必ず今現在の自分自身の血となり骨となっているものです。
悪いことであっても、悲しいことであっても。
ものすごい情けないことでも。
人間として、倫理的に責められるようなことであったとしても。

それら全てに価値があり、それはつまり、自分にも価値があることに繋がります。

それをいかに客観視できるか。
ありのままを肯定できるか。


これが出来たあとの自分の、清清しさと言ったら・・・。

Steveのスピーチが好きな人は、たーくさんいると思います。が
実感を伴うためには、自分の過去の点を掘り起こすことをオススメします。

私の場合、一人でやるんじゃ孤独でイヤだったし、
私の性格上、誰も見てくれてないと、たぶんやり通せないと思ったので(笑)
ものすごいアツイ先生がやっている塾に通って、
先生や仲間と、ひたすら濃厚な4ヶ月間を過ごしました。


自分ひとりじゃ出来ない人や
Steve Jobsのスピーチに感動した人
自分の強みがわからなくて、自信がない人には
本当にオススメです。

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