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2014/02/14

何が課題なのか、、



滅私奉公で、労働集約型の働き方ではなく、
誰もが「知的生産」をしましょう、という本。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」安宅和人

英治出版 2010-11-24
売り上げランキング : 1301


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こちらです。


根性論に逃げずに
とにかく夜中まで頑張れば、いいものが出来る、という時代じゃ
ないよネ!っていう話。

だって、事業環境はどんどん変化していて
その分、周りの人も、昨日と違うことを考えてたり。
そのあたり、
ある程度「慮る」必要はあれど、あれやこれや考え込みすぎて動けなくなってしまっては
元も子もない。

そのためには、「イシューが何か」を見極める
イシュードリブンで仕事を効率的に進めていきましょう、という指南書です。

これは、本当に理想的な姿であり、
やはり、長時間仕事に打ち込みがちだった私にも参考に出来ることが沢山ありました。

おかげで最近は、
このやり方でよかったのか、今議論している方向はそもそも土俵が違うのではないか、
なんてことを、つねづね、考えたりしています。


しかし、効率至上主義なんて、
散々悩んで考え抜いたことがないと、
仕事のやり方のbefore after を論じることなんて出来ないわけです。


それは、今の事態でも変わらない真理ではあるのだと思うのです。



「おまえらとは、くぐった修羅場の数が違うんだよ」

っていうセリフが
るろうに剣心の齊藤一のセリフにあるんですけどね(笑)、※大好きなので


不器用に遠回りして、おまけに修羅場をくぐり、
ようやく光が見えて
そこからにじみ出てくる、「イシュー」の重要性とありがたみって
経験した人にしかわからないし、活かせないんだろうなと思います。


2013/05/06

シリーズ 「こんな人が管理職だったらいいな~」という理想の「管理職」像




あえて、”上司”像とはしませんでした。

そして、”管理職”は、英語で言うと「マネージャー」ですが
希望を込めて、「マネジメントリーダー」と言わせて頂きます。


多くの企業では、
経理、法務、総務、または事業部門で
「何かしらの実績を上げたプロジェクトの(たまたまでも)上の人」が出世をする、
という傾向があります。

 なお、”上の人”というのはいろんな意味があり、
 能力や、その時点での役職を指す場合もあれば、単に年齢の場合もあります。
 (それは、企業風土や、そのときの事情によってまちまちでしょう。)




なぜならは、組織ヒエラルキーを絵で書いていくと、


です。
下から上に行きたい人は沢山いるけど、
上に行ける枠は限られています。

「後で説明できる正当な理由」をもって人事の采配は行われていると思います。



人事の話には、複雑で入り組んだ事情があるようなので、あっちが立たねばこっちが立たない状態となるのでしょう。
「正当な理由」からの決定でないと、
いろんな人の面子が立たないわけです。

それ自体を否定する気はないのですが、

これまでの日本の企業の多くは、”成熟”した市場でのビジネスをしています。

そういった市場環境の中で、あくまで担当者として、
 マーケティングのプロ
 営業のプロ
 開発のプロ
として腕を振るっていた人が、
突然、「ビジネスを動かすマネジメントリーダー」という立場になれることが増え、
その上、日本企業の衰退をどうにかしないといけん とか
イノベーションがどうちゃら、とか
グローバル化でダイバーシティがゴニョゴニョ、など
突然、高尚な経営用語シャワーにさらされています。

多くの人は真面目でお勉強が出来るので、理解はするのでしょうが、
私なんかは、下から見ていると、
人によっては、結構気の毒だなと思うときがあるのです。




というわけで、
今後、突然マネジメントリーダーとなった時への、自分の備忘録も兼ねて、

今の担当者の私が考える、理想の「管理職」像を
厳選してみました。




「こんな人が管理職だったらいいな~」という理想の「管理職」像
・・・タイトルが長いので、「こんな人が管理職」シリーズ

GW明けの明日より、連載でお送りいたします。


第1回は、
成功の手柄は部下に、失敗の責任は○○○に・・・
 です!

2013/05/03

未来は、過去からのレールの上にはない


今から12年後の、2025年。

どんな世界になって、

私たちは、一体どんな人生を歩んでいるだろうか。
(なんと私は47歳。ギャッ!!)


数々の環境変化を産業革命にまでさかのぼって分析し、
有能なアナリストたちとタスク・フォースを組み、
そこから考えられる2025年の社会と、
そこに生存する人々の生き方・働き方を細かく描いている本です。


ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン 池村 千秋

プレジデント社 2012-07-28
売り上げランキング : 285

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はじめは、
映画のようなSF混じりの物語に過ぎないんじゃないかな
と思っていました。
それはそれで娯楽としていいかな、と。 面白いお話は嫌いじゃないし、、

しかし、そんな楽観的に受け止められる本ではありませんでした。

それは、 著書の正直な意図に、深刻な真剣さを見たからです。

「未来の世界を予測することに意味があるのかと、疑念がわくときもある。
 それでも研究を進めるほど、この作業に大きな価値があると確信するようになった。
 あなたが、私が、そして私たちの大切な人たちが適切な選択と決断をするためには
 なんらかの現実的な未来像をもっておくことが欠かせないからだ。」

こう語る著者は、リンダ・クラットンさん。
ロンドン・ビジネススクールの教授で、経営組織論の世界的権威です。
リンクの表紙イメージにもある通り、
イギリスのタイムズ紙では
「世界のトップビジネス思想家15人」のひとりに選ばれています。



実は、この帯を取ったあとの本の表紙には、

孤独。。
貧困。。。

こういう暗い言葉が、2025年を予測するキーワードとして並んでいます。


どんな2025年になっていたとしても、
私たちが、真に自分の人生に意義を見出し
幸せに生きるには、幸せになるための働き方をするには、
どうしたら良いのか。

著者は、三つの”シフト”が必要という提言をしています。

① ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ

② 孤独な競争から「○○」へ

③ 大量消費から「○○」へ

私は、①の「連続スペシャリスト」案に最も頷きましたし、
「あ、私もかなりヤバイ・・・」と、冷や汗が流れました・・・。



というのも私自身、以前のPostした「いま、そこにある貧困」にも
労働の空洞化について書いたのですが、

この空洞化は、私が思う以上に、
極端に格差を作りながら進みそうだというのがわかったからです。


自動化されるような仕事はロボットやIT(コンピュータ)が請け負い、
誰がやってもいいような仕事は、(その時点で)自国よりも人件費の安い国へ出されます。

非常に高度な技能が必要とされる仕事と、
誰でもできるけれども、地元に長くい続けなければ出来ない仕事だけが残ります。
(エリア縛りの仕事ですね)

その中間、つまり、事務職や
低いレベルの管理職はすべてなくなってしまうのです。


これらは夢物語ではなく、必然的に起こる変化でしょう。

「起こってから考えよう」というEvent-Driven的な発想ではなく、
来るべき変化に備え、今から準備しておく必要性が高い話だと思います。
どういう技能を身に付け、どんなマインドで生きていくべきなのか、

そのヒントを、この「ワーク・シフト」から得ることが出来ます。



しかし、そのヒントを得るのは、本を読めば誰でもできます。

実際に、シフトを「する」「しない」というのは、
あなた自身の選択です。
その選択をした結果起こることは、自分自身が負うしかありません。

 時代の流れがそうだから、
 メディアがそう言っているから、
 有名な人がそう言っているから、

という理由で選択するのではなく。

自分にとって何が本当の「価値」なのか、
 自分が「幸せ」であるというのはどういうことなのか。

それがわからない限り、「シフトする選択」を実行には移しても
自分の幸せはわからないと思います。



「なべの中のカエルと同じように、私たちは仕事の世界で
 『気づかないうちに積み重なる既成事実』に慣らされてはいないか」

作者が作中でこう表現したように、
いまの会社や働き方になんとなく漠然とした不安を持っているけれども、
現状はどうせ変わらないことを根拠なく信じている働き盛りのサラリーマンの方に
特にオススメしたい本です。
(すごくピンポイントな対象者でスミマセンが(笑))

あ、3つのシフトのうち、
②と③のシフトのタイトルについては
Amazonの「なか見!検索」で見れますので
気になる方は是非チラ見してみてください。





今回は、Kindle Paperwhiteで読みました(^^)
Kindleで読むと、どこでも気軽に一緒に持ち運べるので、
読み終わるのが早い気がします。
心なしか、1ページ読み終わるスピードも速くなっているかも?


予定調和への反抗

「予定調和」に、反抗したい。
最近の欲望です。

でも日常生活の中を振り返ると、予定調和が、すごく多いです。



予定調和とは、計画通りにきれいに終わる、ということです。

会社のミドル層の人々は
「よし、シャンシャンだな」と言ったり
「これは出来レースだから」と言ったりします。そう、あの瞬間ですよ~。

「出来レース」なんて言葉は特に、皮肉というか、
自嘲の感情が入っている言葉のようにさえ私は感じます。

心の中では、「ホントはかっこ悪いんだけどさ」 と
言葉にならない前置きがついてるような気がしてなりません。

とはいえ、「安心」なんですよね。
予定通りに終わると・・・。ホッとしますよね。



だからこそ、平穏こそ幸せ、という価値観を否定する気は
もちろんないのです。





では、「予定調和」から敢えて外れてみると、
どんなことが起こるのでしょう?

仕事だったら、打ち合わせや商談、
セミナーやプレゼンテーション。
プライベートではデートや女子会とか。合コンとかも?



なんでもいいんですけど、想像してみてください。




以前、仕事でこんなことがありました。

私は、お客様のところに打ち合わせに行く前には必ず、
「こう進めよう」、「この言葉を頂けるようにしよう」、という「シナリオ(腹案)」を作っています。

シナリオと言っても、セリフがビッシリ書かれている台本ではありません。
抑えどころ(ポイント)と、話の流れだけを想定しておく、というイメージです。

一人で打ち合わせに臨むときは、
自分とお客様との間の距離を縮めて、
密な空気の中で話を進めるのが好きなのですが、


私のほかに同行者がいる場合は、そういうわけにはいきません。


先日、上司と一緒にお客様のところを訪問したのですが
事前に話し合っていたシナリオや段取りを
最初から無視して
予定していなかったストーリーで話を進めはじめたのです。



『ちょっとちょっと、昨日の作戦会議はなんだったのよ・・・』 と、
思わず裏切り者のように感じてしまいました。

私にとっては、ある意味「予定調和」でなくなってしまったわけです。
打ち合わせ終了直後は、なんともいえない、
まるで上司が24のジャック・バウワーのように見えたものですが、
(この例えはわかりにくいか、、笑)


実はこのときの打ち合わせ。
予定調和が裏切られたことにより
私が想像していた以上の、「前向き」な結論が得られたのです!!

もちろん、結果論かもしれませんが。

この結果に戸惑ってしまったと同時に、
予定調和に無意識にこだわりすぎている自分に
気づいたのです。



打ち合わせのシナリオを考える際に、
予定調和に敢えて反抗してみた場合を想像してみると、
セカンドシナリオも考えやすくなりました。

複数のシナリオを用意しておいて、
当日のお客様の動向や、顔色を見つつ、
チョイスすればよいのです。
そうすると、想像以上の結果が生まれたりします。


こんなこと言えないな・・けど、敢えて言ってみたり。
失礼にあたるから、聞くのはやめてみよう、、でも今日は敢えて聞いてみたり。

「予定調和に反抗する」

これによって生まれる可能性は、無限大です。

失敗も無限大だけど(笑)、だからこそ面白いと私は思います!

2013/04/26

システムが、人類の進化を邪魔する危険性⁉

システムの導入を企業に提案している仕事をしている私ですが、

時折、ジレンマに陥ります。

それは、
お客様、いや人類にとって

【進化】できるシステムを求められていないことがある。

という気分になることです。


例えば、

こういうことを言われることがあります。

「この難しい仕事を、全部システムで判断して代わりにやってくれる商品だったら、
絶対買うよ」

今やっている仕事が難しいから
それをシステムで代替して欲しい

という意味なのですが。


この傾向、
もちろん全てのお客様ではないですけど。

人間の持つ無限の知性や能力が、
システムによって失われていく危険性
感じて
モヤモヤした気持ちになります。

便利なシステムは、もちろん提供したい。

人間の判断が全くいらなくなるほどの商品を
開発することにチャレンジできたら
素晴らしい経験になる。

そういう興奮と同時に

人間がどんなにバカになってもよい代わりに、
どんなことでも代替できるシステムを提供することが、
人々のタメになっているのかしら…?

という、大局観な考えが頭をよぎるのです。




そうではなくて。
難しい仕事をこなせるだけの、
人間の中にある知性を伸ばし
蓄積していくことが、
人間の進化なのではないかな?

システムを売る身分ながら逆説的なことを
言いたくなる時がよくあります。
言えないけど(笑)。


システムを提案する仕事は、

人類の進歩にも関わる、
世の中を変える潜在性もある、

そういった意味で、
非常に奥の深い、面白い仕事だなと最近思います。

2013/04/22

「正解しないといけない」という先入観

人と違うから、世の中に貢献できる

これって、読むと当たり前のことのようですが、
日常で最も忘れられていることです。


たとえば。
言い古されてしまった感のある

「グローバル化」

という言葉。


この言葉についても、同じことが言えます。

「グローバル化」って、どうなることを「グローバル化」と言うんでしょう?

 なんとなく、暗黙のうちに

どこかにある「世界標準」に、一生懸命適用しようとすること

のように捉えているケースが多いような気がします。


・・・グローバル化の定義の議論は後回しにしますが。



もう一度、冒頭の言葉に戻ります。

人と違うから、世の中に貢献できる。

この当たり前の真実が、
忘れられているような気がしています。

私も、目の前の仕事に没頭していると、ついつい忘れてしまって

・○○さんのように、プレゼンがうまくならなくちゃ営業として一人前じゃない
・△△さんのように、数字に強くならなくちゃ営業として一人前じゃない
・□□さんのように、テレアポ取れないと営業として一人前じゃない

という、「テストに正解しないといけない」と焦る学生のような気持ちになって、
ただただ焦ってしまうことがよくあります。


でも、同じような人が何人居ても、仕方ないんですよね。

人と違うから、自分が役に立てることがあるのです。

同じような人が何人もいても、同じことしか得意じゃなかったら
似たような人はいらないわけです。



だから、人と違っていて大丈夫。
人が出来ることが、自分に出来なくても大丈夫。
その代わり、自分に出来ることを探せば良い。
それは必ず、誰しもが持っているもの。

(持っているというより、相対性の中に存在している限り、必ず存在するもの、かな)


こういうことに、もっと早く気づけていれば、

学生時代、テストでいい点取ろうとしたりせずに
もっと楽に生きていられたのになぁと思ってしまいます(笑)。

(早々に数学を捨てた私が大口を叩くなという話もありますが・・・)

2013/01/25

ビジネス誌 BIG tomorrow さんに取材頂きました

本日1月25日発売のビジネス誌です。


BIG tomorrow (ビッグ・トゥモロウ) 2013年 03月号 [雑誌]BIG tomorrow (ビッグ・トゥモロウ) 2013年 03月号 [雑誌]

青春出版社 2013-01-25
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読者層は20~30代の男性が多いそうですが、
最近は女性も増えてきたとか。


苦手やハンデは克服するな!武器にしよう
「弱点」を活かせば仕事はもっとうまくいく!


という特集で、取材をしていただきました。


私の「弱点」。
プロフィールにもありますが、

極度の人見知り。。


学生時代は
初対面が苦手で、あっという間に友達を作れちゃう♪ 
なんてとてもじゃないけど出来なくて、
いつも人の顔色を伺ってはドキドキ・・・

なんていう自分の弱点が、本当に情けなく、コンプレックスに感じていました。

しかし、 実はそれが今の仕事にものすごく生きていた、のです。



誌面では、
弱点を武器に、私が営業活動をする中で構築した、
人の本音を感じ取り、お客様の本音を探る
「顔色伺い 」メソッドをご紹介して頂いています。
 人見知り・・大きく書かれてますね(笑)

 かなり深堀取材をしていただいたので、
 内容はぜひ誌面をお読みくださいませ!





この特集記事の冒頭にあったのですが、

あの経営の神様・松下幸之助さんは

「人間、弱点があったほうが仕事はできる」

という人生哲学をお持ちでいらっしゃったそうです。



すごい人にも、もちろん弱点があり、
むしろそれがあった方が、仕事ができるだなんて発想は
パラダイム・シフトですね。


通常、会社ではウィークポイントの克服ばかり、目標に置きがちですが
私はもはや、ウィークポイントさらけだし状態(笑)。


先日私の上司も

「営業パーソンは、カミングアウトが基本だ!」

と表現してましたが、まさにその通りで、

自分の弱点をさらけだすと、意外にもお客様がかわいがってくださったり

周りが助けてくれたり、

人との距離が縮まったりするのです。



最近、思うんです。

自信「過剰」になっても、自信「喪失」になっても、
自己のバランスは崩れ、魅力の薄い、しんどい人になってしまう。

自分を好きであり、同時に、自分を情けなく思う、

その繰り返しと、絶妙なバランスで、

人は美しく登っていけるのではないかと。





BIGtommorwはコンビニで取り扱っていますので
是非お手にとってみて下さいね!




2012/12/17

仕事をすることは、生きていくため。生きるのは、幸せになるため。

来年の2013年1月19日(土)に、浅野塾での新しい試み

「幸せな稼ぎ力獲得 1DAY ベーシック講座」で講演をします。

このプログラムは、今年から始まっているものですが、
常にブラッシュアップ&リニューアルが重ねられています。

以前のものはこちらからその様子を知ることができます。


この講座のタイトルについてですが、
「稼ぎ力」という言葉は誰でもわかります。
でもこちらには 「幸せな」 という枕詞がついているのです。


さて、ここで質問なのですが。

これを読んでくださっているあなたは、
仕事をしている中で「幸せ」を感じたことがありますか?



・・・


私は新入社員の頃、昼休みのチャイムとともに居室を抜け出し
同期の社員と待ち合わせしてランチを食べながら

「給料は怒られ代だよね」

と愚痴を言い合うのが日課の、ネガティブ社員でした。

※そのおかげで、
※どれだけ怒られ続けても耐え抜くことが出来たんですけど(笑)


今でこそ、
「給料=怒られ代」と考えてしまう思考パターンは
まさに世間知らずで贅沢な人間が陥っているものであり、
(会社が当時支給してくれたお給料は、当時の実力以上の額であることは明白・・)

大間違いだったなぁと気づいていますが、

ニュアンスは違えど、同じように思うことはありませんか。



今回の講座では、稼ぎながら、つまり仕事をしながら、
幸せになることを目標としているものです。


仕事をするということは、生きていくこと。

生きるためには、稼がないといけない。


生きる目的は、幸せになること。

じゃあ、私の幸せってなんだろう?

周りの人や社会が言ってる「幸せ」では満足できないけど・・

どうすれば幸せに稼げるんだろ?


そんなことを、ガチンコで考え、アウトプットできる講座。

新年の初めに、一年の目標を書初めした幼きあの頃のように、
ビジネスのプロと強み探しのプロと一緒に、
数年スパンでの目標設定をしてみませんか?
私もサポートします!!




平成25年1月19日(土) 『幸せな稼ぎ力獲得1DAYベーシック講座』

2012/10/07

Gゼロの世界で必要なスキル

何か問題が起こったときに

「誰かが出てくれば、なんとかなるんじゃないか」 と

カリスマ的リーダーを待ち望むこと。

または、今のリーダークラスにカリスマ的な指導者であることを期待すること。



いずれも
私は、時間の無駄なんだなと感じています。


これは、会社での話だけではなく、
世界の政治経済においても同様。

「G7」が時代錯誤になり、「G20」も機能しないとわかると
じゃあ、どの国がリーダーシップを取って世界の課題を解決するのか?

現時点での答えはなく。

そんな混迷の状態は、「Gゼロ」の時代、と言われています。


「Gゼロ」後の世界―主導国なき時代の勝者はだれか「Gゼロ」後の世界―主導国なき時代の勝者はだれか
イアン・ブレマー 北沢 格

日本経済新聞出版社 2012-06-23
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この本を食い入るように読んで・・・
世界の課題は複雑に入り組んでいて、
全体像がつかみにくいし、
みんな、バラバラな意見が噴出している。
そんな中で、一人のリーダーが何かしようとしたところで、
何も成し遂げられるものではないと思いました。


そんな状況の傍らで、個人が活躍できるインフラがどんどん整備されてきている。

特に日本の場合は、忘れられない東日本大震災を経て
誰がどう見ても明らかなように、
政治のリーダー群は無力で、山積みの課題をどうにかする前に
まず権力派閥闘争に明け暮れている。

それと比べて現場の、一般の人々が集まったときの力の大きさは、
想像を遥かに超えたものがありました。


そもそも、
何かあれば政府の責任にしてしまうような
国に対しておんぶに抱っこな状況こそ、
ハイリスクであることを自覚すべきなのかもしれません。


リーダーのいない世界。


しかしこれは
全員がリーダーにならなくてはいけない、ということでもあります。 



会社の中こそが世界の縮図ですね(苦笑)。


全員がリーダーシップだなんて、そんな絵空事・・・と思ってしまいがちですが
これぐらいの勢いで物事を前に推し進めないと、
もはや何も、成し遂げられない。


上に期待せず、自分で周囲を巻き込んで物事を推し進めること。
Gゼロの時代には
これが、グローバルで通用するスキルなのではないかと思います。

2012/09/22

いま、そこにある「貧困」

いま読んでいる本です。


アメリカでの出版は2005年です。
今から7年も前なのですが、その内容には古さをほとんど感じません。
(状況は当然古いものもありますが、コアは新鮮さを帯びています。)


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ダニエル・ピンク 大前 研一

三笠書房 2006-05-08
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最近、
いわゆる「ホワイトカラー」が従事するルーチン・ワークの大部分を、
「BPO(Business Process Outsourcing)」として、
(現時点で)比較的賃金の安い中国やインドにどんどんアウトソースしていますね。
私の勤めている会社でも、中国のグループ会社に間接業務をアウトソースすることが
多くなりました。

アウトソース先と絡みつつ仕事しながら思うのは、
これまで日本人同士だから通じていた
「少し間違えちゃったけど今回だけは勘弁してよ」
という日本人的融通が通じなくなったということです。

業務のアウトプットに正確性が増し、ルール遵守率が高くなった
という副次効果もあるでしょうが、


融通が効かないということは
アウトソースされている現場の人々は、
「何のための作業なのか」を理解しないままに指示通り、黙々とこなしている状況なんじゃないか
感じてしまうのです。


こういうところから徐々に、

「作業の形骸化→なくてもいい仕事」化

になってるんじゃ、、なんて思ってしまいます。(もちろん、すべてじゃないですよ)
そんな作業は、委託せずに、いっそのことなくしてしまえばいいのに・・・。
みたいな英断ができないのも、日本らしいところですが・・・。


さて、話がそれましたが、この本には
ルーチン・ワークの大部分がアウトソースされることにより

「先進国のいわゆるホワイトカラーは、
海外に委託できないような新たな能力 
を身に付ける必要に迫られている。

そして、(IT化による)オートメーションにより、
ひと昔前のブルーカラー労働者がロボットに職を奪われたのと同じような影響を、
現代のホワイトカラー労働者も受け始めた。」

と書かれています。

今、目の前にある、新しい貧困といっても過言ではないでしょう。

ご飯を食べていくためには
ITが出来ないような新しい能力(=ハイ・コンセプト) 

を身に付ける必要性がある、ということ。


現在の私はITを売る身ですが

「海外に委託できないような新たな能力」 とは、




どのような新しい目的のために、どうITを活用していくのかを考え、
それをわかりやすく表現できる力ではないかと私は思います。




この力を駆使して提案しないことには、
いくら価格を安くしても
価値のない提案として、採用してもらえなくなってきているのです。

後半部分の、「活用方法」については、練習すれば表現することは出来るでしょう。


難しいのは、
お客様の課題や目的ってなんなのか、を
議論して現場に行って見て考えて、わかりやすく示唆すること。

みんな、さまざまな組織力学の中にいる。
ギュウギュウな満員電車の中で、無理矢理動いているようなものですから。

教科書通りのきれいごとを言ったって仕方ないんですよね。

「それはわかってますよ、でもね・・」って言われるだけです。

・ お客様の全てを見ながら(静的情報から、顔色まで!
・ そのお客様に最も合う表現の仕方で、わかりやすく示唆する
・ 時には主張して納得してもらう




その力を鍛えるために、日々営業の現場で Try & Error していますが、
この本にも何かヒントが隠されてないかな~、と
後半も一気に読んでみたいと思います!

2012/09/01

営業する中で得られた財産

今日はとある特殊法人で、プライベートセミナーの講師をする機会を頂きました。

私が営業をしている商品が取り扱っている業務に関する講演だったのですが、
世間ではあまり知られていない業務です(少なくとも私は全く知らなかった)。

しかし、実はものすごく重要で、法律にもなっていて
企業の倫理・哲学にも関わりますし、
グローバルに商いをする上で、社会的な責任を果たすという意味でも、
知っておかないと、最悪、屋台骨が崩れてしまうのです、という類のお話です。

ただ、この業務。
いくらお役人のエライ方々が訴えても四角四面になってしまい、
一般人にとっては、形式的なものにしか捉えることが出来ないのが現状。
普通に説明されると、ものすごく眠い。。

そこで、これまで我々が営業活動をしてきた中で培った、市場の生の情報を
是非シェアして欲しい、ということで
その特殊法人の上位層向けに、課題の示唆をする形のセミナーを依頼されました。
(上位層の認知度が薄く現場が困っている、というのがよく聞かれる悩み事なのです・・・)

これまでにも、自社内の勉強会、パートナー企業さんや
色々な企業のお客様の、いろいろな立場の人に向けて
同じようなお話をさせて頂きましたが

実際の聴衆がどういった立場の人であるのか、
日々、何を重視しているのか、
思い込みになっていることは何か、

などを、あらかじめ可能な限りリサーチしておくと、
ストーリーの流れを変えたり、使用する言葉なども選んで使うことが出来ます。
(リサーチできない場合は、当日講演の場で全員に聞いてしまいます!)

いつもは民間企業の方々とお話をしているのですが
今回は特殊法人ということで、事情や背景も異なったので、
自分なりに工夫をしてお話をしてみました。


単なる営業という仕事のように見えても、実は多くの財産を得ているんだと気づかされます。
直接的な金銭での利益は、本筋のビジネスと比較すれば少ないので
社内では、こうした活動は何ら評価されませんが(笑)、
外に向かって貢献する機会も作れると考えると、
決して利益だけでは図れない価値があると思いました。まさに、プライスレス。

営業パーソンは、売るだけが仕事ではないと思います。
お客様のベネフィットを最大限提供するのももちろんですが、
その活動から得られる副次的なもの、実はものすごく沢山あるのではないでしょうか。
私の場合、今回はかなりニッチな業務ノウハウに関してでしたが
営業という立場で、沢山の人から貴重なお話を聞けることを財産とすると、
商品を提供するほかにも、社会に貢献できるものが隠れているんじゃないかな?、と
とてもワクワクしています!


ちなみに、、
講演やプレゼンの前は、いつもこちらの本を読んでいます♪


その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』
矢野香

すばる舎 2012-03-07
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おかげで、女性だからといって信用度が低くなることも少ないですし(たぶん 笑)、
緊張もしなくなりました。


2012/07/18

7/17 日経新聞にて記事になりました【キャリアアップについて】


自分に向き合い、自分を知るということに取り組んだ件について・・・

「自分に向き合わないといけない時が来ました」

「本当のConnecting the Dots作業をしました」

かねてより、ブログで何度かPostしましたが、

浅野ヨシオさんという塾長率いる塾

幕末の志士さながら、
混迷の時代をどうにか切り開こうとする血気盛んな志士たちを率いた
松下村塾の現代女性版と名高い私塾・・・

その名も

浅野塾


私はここで、四ヶ月間、めいっぱい走り抜けたのですが

その取り組みがなんと、本日7月17日(火)日本経済新聞(朝刊)19面に紹介されました。

※浅野塾長のブログでの、新聞記事に関するポストはこちらに。

この記事の中で、当時の塾生代表ということで、
私の実例を取材していただき、記事に取り上げてくださいました。
お持ちの方、是非ご一読いただければ幸いです。


2012年7月17日付日本経済新聞(朝刊) 19面【キャリアアップ】

日本に冠たる全国ビジネス経済紙の、しかもキャリアアップという面において、

「自分の強みは何か」

こういう記事が載るということは、

いかに日本の現代のビジネスパーソンが、惑っているか。

ということの表れでもあると、私は思っています。


これまでになく迅速に変化する世界。
過去の成功事例なんてものは、なんの参考にもならないし
世の中にも、自分の身の回りにも、問題はあふれんばかり・・・。
何から取り組んでみればいいのか。
一つの方に目を向けすぎると、今度は他の方が疎かになっているようで不安になる。。


特に、女性の場合はまた厄介で。

私の場合は、自分で意識していたわけではないのに
周囲や世間は
 「女性らしく」
 「女性でも」
 「女性なんだから」
 「女性なのに」
とかなんとか、四段活用さながら、”女性かんむり”のお言葉を、色々と言ってくるわけですね。

窮屈で仕方ないけど、それに従わないと、
なんとなく世界からはじき者にされそうだから、従ってみるとか
従ったら、また価値観が変わったから、また違う方に従ってみるとか・・・。

なんとも、忙しく、せわしなく、切ないサガだなと思います。
私自身が、まさにそうでした。

でも、こんな中でもたった一つだけ、ゆるぎのない、確実なことがあります。

それは何か?

自分自身と、自分の力です。

最後に残るもの、それは究極的には、やはり自分しかいない。

核たる自分がないと、周りの人を幸せすることすら出来ないし
仕事だって、つまらないのは当然なんです。

この事実に、本当の意味で気づけるかどうか
そして、自分の核ってなんなんだ?ということに、真面目に向き合えるか、

これが、将来の自分に違いをもたらすと、私は信じています。



ところで・・・

海外渡航中の友人が日経新聞を読んでくれたのですが、

こんな写真が送られてきました・・・




友人「・・・おい、全国どころか、全世界だぞNIKKEI」


・・・ひたすら、恐縮です(汗


とにかく、浅野さん、日経新聞さん、
取材の機会、本当にありがとうございました!!大変貴重な経験でした。

取材いただき、記事にして頂いたことを忘れずに、
自分が見つけたユニークさを活かし
社会に貢献できる場を、貪欲に見つけていきたいと思っています。

とにかく、行動あるのみです。


2012/07/10

信頼する部下から信頼されなくなるとき。


iPhoneのアプリで、Harvard Business ReviewのTipsがランダムに出てくるので
気が向いたときに読んでいるのですが

今日は、
信頼のおける部下の、隠れたスキルの見つけ方について
みたいなテーマで

かなり響いたくだりを目にしたので、引用しておきます。




Keep track of their assignments. 
Make sure that you are not loading them up with extra tasks just because you know that they will take care of them.

泉の超オリジナル翻訳;
部下の仕事はちゃんと記録・整理すべし。
きちんとこなしてくれるから、という理由だけで、部下に余計な仕事を山積みに頼むんじゃない。




部下への甘えの構図。



部下のためを思って
「敢えて試練を与えている」フリをしているけど


そうじゃなくて、
仕事の割り振りができていない、ということ。



とにかくタスクがパンパンで、
シェアしようにも、シェアの先を見つける時間すら惜しいような部下の状態を見て




「・・・とにかく頑張れ! おまえの成長するときだ」


と言って済ませるのは、あまりにもお馬鹿すぎないか。
そんな戯言を、聞く数秒すら惜しい・・・。というような状況。



若者は、とても優秀な人が多い。
(いや、阿呆もいるだろうけど、そこは敢えて可能性に賭けてみてもいいじゃないか)

そして
部下の使い方次第で、
才能やスキルの芽がつぶれてしまうことは

いとも簡単なんだ、ということ。



私と違って、優秀な若者たちは

文句も言わずに、与えられたタスクを、粛々とこなすことでしょう。

文句を言うことに諦めたと言ってもいいかもしれないけど。


その状態を維持することで、

結果的に何も得られず

むしろ、水面下で蝕まれているものがあります。


彼らの可能性と、

隠れたスキルと、

信頼です。



すべての問題を、テクニカルな問題として
「解決不能」「先送り」に分類して、
仕分けして解決したように取り繕っている。


状況は何も変わらず、むしろ悪化する一方。



自分たちのコミットメントが、どこにあるのか?
常に意識しておきたい。


私は平社員ですけど
マネジメントというのは、相当難しいものだと思っています。
私が同じ立場に置かれたら、どういう行動を取るか
試しに考えてみても、浅はかなことしか思い浮かびません。

だから、大変なのはわかります。
想像できないようなプレッシャーもあるでしょう。
でも、その分のお給料をもらっているのですからね・・・。

これだけは言えます。

自分の評判が下がることや、
体面を気にして、
結局何の身動きも取れない、なんていうマネージャーには
絶対にならない、ということ。

これからの時代、マネージャーやリーダーになるのに必要な要素とは
カリスマ性や元気なリーダーシップ「風」な雰囲気ではなく

困難に直面したときに
「自ら動いて解決してみせるんだ」という気概を持つ人だと、私は思います。



2012/06/27

微生物で、美しさと健康を手に入れ、早起きも可能に!?

社会課題を解決するビジネスを仕掛け、
世界経済フォーラムが選出しているヤング・グローバル・リーダーズに
選出してもらえることが私の大いなる野望なのですが。

今年の3月のこと。

世界経済フォーラムにより、
2012年のヤング・グローバル・リーダーズ(※)の選出結果が発表された時に
選出された日本人の中で、出雲充さんという方がいらっしゃいました。

そのお名前の横に、当時の私にとっては見慣れぬ企業名を見つけました。


 ※ヤング・グローバル・リーダーズは、
 社会のあらゆる分野で実績を上げ、
 将来の国際舞台における活躍が期待される40歳以下のリーダーとして
 毎年、世界経済フォーラムが、推薦により世界各地から選出・表彰しています。


その名も、、

株式会社ユーグレナ


ゆーぐれな??
なにそれ!
なんか、最先端IT系のベンチャーかしら??

その名前の奇天烈な感じから、
ちょっと気になってしまい、その際調べたのですが、、

ユーグレナとは、なんと、

我々世代が小学校の理科の実験で顕微鏡で一度は見た・・



(引用元:株式会社ユーグレナ公式HP)



ミドリムシのことだったのです!!


ミドリムシ∞カンパニー!!

つまり、ミドリムシの会社なのです。


「ミドリムシの会社の社長が、
なんでヤング・グローバル・リーダーズに選ばれるんだ?」

ホームページを見れば、それは明白でした。

この会社、
東京大学農学部での、たった一人で始めたミドリムシ大量培養の研究を
ビジネスにまで持って行ったのです。

ミドリムシが本来持つ、
人間が本来必要なほぼ全ての栄養素を作り出すという特性に目をつけ

これがあれば、
食料問題、貧困問題、環境問題の解決につながるのではないか?
という崇高なミッションを掲げています。

まさに、Creating Shared Value (共通価値の創造)なビジネス。
ヤング・グローバル・リーダーに選出されるのも頷けます。



あ、これ、実は
栄養満点なので。


健康と美容とダイエットに、最適らしいのです・・・。


社会のためにも、女性のためにもなるとは・・・。



おまけに、
「朝スッキリ起きれるようになりました」
なんていうお客様の声もあったものだから
私が購入ボタンをクリックする手を止めることは不可能に近い。


ようやく先日、ユーグレナを発注し、本日手元に届きました~☆


どれだけ、仕事を頑張っても
体がヘロヘロでは、かっこ悪い。
それに、最後は体力がモノを言うのがビジネスというもの。

おいしくミドリムシを摂取して、元気な日々を送ろうと思います。


経過観察し、またご報告しますね。


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