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2012/07/18

7/17 日経新聞にて記事になりました【キャリアアップについて】


自分に向き合い、自分を知るということに取り組んだ件について・・・

「自分に向き合わないといけない時が来ました」

「本当のConnecting the Dots作業をしました」

かねてより、ブログで何度かPostしましたが、

浅野ヨシオさんという塾長率いる塾

幕末の志士さながら、
混迷の時代をどうにか切り開こうとする血気盛んな志士たちを率いた
松下村塾の現代女性版と名高い私塾・・・

その名も

浅野塾


私はここで、四ヶ月間、めいっぱい走り抜けたのですが

その取り組みがなんと、本日7月17日(火)日本経済新聞(朝刊)19面に紹介されました。

※浅野塾長のブログでの、新聞記事に関するポストはこちらに。

この記事の中で、当時の塾生代表ということで、
私の実例を取材していただき、記事に取り上げてくださいました。
お持ちの方、是非ご一読いただければ幸いです。


2012年7月17日付日本経済新聞(朝刊) 19面【キャリアアップ】

日本に冠たる全国ビジネス経済紙の、しかもキャリアアップという面において、

「自分の強みは何か」

こういう記事が載るということは、

いかに日本の現代のビジネスパーソンが、惑っているか。

ということの表れでもあると、私は思っています。


これまでになく迅速に変化する世界。
過去の成功事例なんてものは、なんの参考にもならないし
世の中にも、自分の身の回りにも、問題はあふれんばかり・・・。
何から取り組んでみればいいのか。
一つの方に目を向けすぎると、今度は他の方が疎かになっているようで不安になる。。


特に、女性の場合はまた厄介で。

私の場合は、自分で意識していたわけではないのに
周囲や世間は
 「女性らしく」
 「女性でも」
 「女性なんだから」
 「女性なのに」
とかなんとか、四段活用さながら、”女性かんむり”のお言葉を、色々と言ってくるわけですね。

窮屈で仕方ないけど、それに従わないと、
なんとなく世界からはじき者にされそうだから、従ってみるとか
従ったら、また価値観が変わったから、また違う方に従ってみるとか・・・。

なんとも、忙しく、せわしなく、切ないサガだなと思います。
私自身が、まさにそうでした。

でも、こんな中でもたった一つだけ、ゆるぎのない、確実なことがあります。

それは何か?

自分自身と、自分の力です。

最後に残るもの、それは究極的には、やはり自分しかいない。

核たる自分がないと、周りの人を幸せすることすら出来ないし
仕事だって、つまらないのは当然なんです。

この事実に、本当の意味で気づけるかどうか
そして、自分の核ってなんなんだ?ということに、真面目に向き合えるか、

これが、将来の自分に違いをもたらすと、私は信じています。



ところで・・・

海外渡航中の友人が日経新聞を読んでくれたのですが、

こんな写真が送られてきました・・・




友人「・・・おい、全国どころか、全世界だぞNIKKEI」


・・・ひたすら、恐縮です(汗


とにかく、浅野さん、日経新聞さん、
取材の機会、本当にありがとうございました!!大変貴重な経験でした。

取材いただき、記事にして頂いたことを忘れずに、
自分が見つけたユニークさを活かし
社会に貢献できる場を、貪欲に見つけていきたいと思っています。

とにかく、行動あるのみです。


2012/07/11

とにかくやってみる・行動する・実践する!

英語のことわざ(?)で

"Do as I say, not as I do"

「私の行い通りではなく、言葉通りにせよ」

というのがありますが、

限りなく笑止。



"Do as I say"

より先に

"Do as I do"

であるべきだと思っています。

言葉は大切。
一つ一つを大事にしないといけない。
でも、もっと重要なのは、

自分で言ったことを実践できるかどうか。


かの海軍大将・連合艦隊司令長官の山本五十六氏も
こう言っている。




やってみせ、いって聞かせて、させてみて
褒めてやらねば 人は動かじ」


真髄が詰まってます。


自分で言った言葉通りに行動していないのって、
信頼されなくなる一番の原因だったりもします。




でも言葉と行動がともなうのって、
そうはいっても簡単じゃない・・・。


いきなり、完璧に実行するなんて、無理な話。

でも、
実行しようとしている
実際に、動いてはいる(例え出来てなくても)
実践しようととりあえず走り回っている

こういう姿であっても、周囲の人は、信頼に値すると判断すると思います。

助けてくれたり手を差し伸べてくれたりする人がふいに現れたり、

そんな自分の背中を見て、
知らず知らずのうちにたくましく成長してくれる後輩がいたり。


しかし残念ながら、オフィスでよく見かける光景は・・・

「これ、どうしますかね?」

「ああ、●●するよ」

~数日後~

「これ、どうなりました?」

「ああ、まだやれてない」 →この言葉遣いが言い訳がましくて情けない、、

『やるっていったのに・・・。』


こうやって、信頼はなくなっていきます・・・(涙)。


有言実行・不言実行 どっちでもいいけど

間違ってもいいから

実行あるのみ、が私のポリシーです。


2012/07/10

信頼する部下から信頼されなくなるとき。


iPhoneのアプリで、Harvard Business ReviewのTipsがランダムに出てくるので
気が向いたときに読んでいるのですが

今日は、
信頼のおける部下の、隠れたスキルの見つけ方について
みたいなテーマで

かなり響いたくだりを目にしたので、引用しておきます。




Keep track of their assignments. 
Make sure that you are not loading them up with extra tasks just because you know that they will take care of them.

泉の超オリジナル翻訳;
部下の仕事はちゃんと記録・整理すべし。
きちんとこなしてくれるから、という理由だけで、部下に余計な仕事を山積みに頼むんじゃない。




部下への甘えの構図。



部下のためを思って
「敢えて試練を与えている」フリをしているけど


そうじゃなくて、
仕事の割り振りができていない、ということ。



とにかくタスクがパンパンで、
シェアしようにも、シェアの先を見つける時間すら惜しいような部下の状態を見て




「・・・とにかく頑張れ! おまえの成長するときだ」


と言って済ませるのは、あまりにもお馬鹿すぎないか。
そんな戯言を、聞く数秒すら惜しい・・・。というような状況。



若者は、とても優秀な人が多い。
(いや、阿呆もいるだろうけど、そこは敢えて可能性に賭けてみてもいいじゃないか)

そして
部下の使い方次第で、
才能やスキルの芽がつぶれてしまうことは

いとも簡単なんだ、ということ。



私と違って、優秀な若者たちは

文句も言わずに、与えられたタスクを、粛々とこなすことでしょう。

文句を言うことに諦めたと言ってもいいかもしれないけど。


その状態を維持することで、

結果的に何も得られず

むしろ、水面下で蝕まれているものがあります。


彼らの可能性と、

隠れたスキルと、

信頼です。



すべての問題を、テクニカルな問題として
「解決不能」「先送り」に分類して、
仕分けして解決したように取り繕っている。


状況は何も変わらず、むしろ悪化する一方。



自分たちのコミットメントが、どこにあるのか?
常に意識しておきたい。


私は平社員ですけど
マネジメントというのは、相当難しいものだと思っています。
私が同じ立場に置かれたら、どういう行動を取るか
試しに考えてみても、浅はかなことしか思い浮かびません。

だから、大変なのはわかります。
想像できないようなプレッシャーもあるでしょう。
でも、その分のお給料をもらっているのですからね・・・。

これだけは言えます。

自分の評判が下がることや、
体面を気にして、
結局何の身動きも取れない、なんていうマネージャーには
絶対にならない、ということ。

これからの時代、マネージャーやリーダーになるのに必要な要素とは
カリスマ性や元気なリーダーシップ「風」な雰囲気ではなく

困難に直面したときに
「自ら動いて解決してみせるんだ」という気概を持つ人だと、私は思います。



2012/07/05

TED / The Value of Movies

先日の土曜日(6月30日)に、渋谷でTEDイベントが開催され、
早速YouTubeにプレゼンテーションがUPされているので、
少しずつ見ているのですが

一番最初に見て、激しく心が震えてしまったのが、
昔から密かに大好きだった、映画監督
河瀬直美さんのプレゼンテーションでした。

河瀬さんは、カンヌ国際映画祭で、沢山の賞を取った方。


タイトルは、「映画の価値」 となっていますけど、

内容は、彼女自身の複雑な生い立ちから始まり
淡々と、でも、見る者一人一人に語りかけてくれるような口調で
進みます。




「なぜ生きているのか」

幼い頃から、それがわからずに、ずっとずっとさまよっていた
”奈良の、田舎の、なんにもできない 女の子”。

そんな彼女に、突然、映画(フイルム)が舞い降りた。

養母(「おばあちゃん」)と過ごした時間。
おばあちゃんに触れた時間。

その過ぎてしまった時間は、二度と戻ってこない。

でも、フイルムは、その時間にまで巻き戻してくれる。

奈良のおばあちゃんを映したフイルムが
国境を越えて、世界の人々の胸を打つ。

「映画って、奇跡なんじゃないかな」

ゆっくりと、彼女が紡ぎ出す言葉の一つ一つと


河瀬さんが映した、
限りなくやさしい空気に包まれたおばあちゃんの映像に

私も大好きなおばあちゃんを失くしたことを重ねてしまい、
とめどなく涙が溢れてしまいました。


河瀬さんのルーツは、多くは語られませんでしたが
きっと、私には想像もできないような辛いことがあり
想像もできないような経験を沢山されたんだと思います。

でも
その力が、興福寺で「なら国際映画祭」を自ら開催し、
人と人を心で結ぶ奇跡の場を作り上げた。

映画監督であるご自身は、
ただ映画を作るだけでなく
作ることで
「人と人をつなぎたい、つながりたい」

そういう明確な使命が語られていました。

最後のおばあちゃんのメッセージもステキです。
是非ごらんになってみてください!


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