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2013/04/23

終わった後に疲労感の残るブレストってありますよね、、

よくブレストの機会に遭遇しますが、

迷走して、アイデアが出ずに
消化不良でタイムアップ。

という結果に終わることが少なくありません。

ファシリテーションの能力にも依るところが
大きいとは思いますが、

原因の半分以上は、

「ブレストする対象課題を明確に定義していないこと」

にあります。

えー、そんなバカな、私は課題をちゃんと言ってから始めてるよ…
と言いたくなる方も、一度自分の言語を振り返って見ることをオススメします。


日本語を使う日本人の場合だと、

「○○○の一層の売上向上について」

こういう【タイトル】で、ブレストを始めてしまうこと。
ありませんか?

ブレストに参加したメンバーは、そのタイトルを聞いたときに、
なんとなく、
あんなことをアイデアとして出せばイイかなと
と頭に浮かべるわけですが、

メンバーそれぞれで、その論点がズレたまま
話を始めてしまうことが多くなります。

一層の売上向上・・・

 ⑴ ・・・をするための、現在の障壁は何か?

 ⑵ ・・・をするために、どのような施策を打つべきなのか?

 ⑶ ・・・をするための新たな戦略が説明され、それに対する意見を言うのか?
 

などなど。
人によって、タイトルを聞いて頭で想定する「議論ポイント」は
勝手気ままに異なるものです。



まずは、 

主語・述語・目的語・形容詞を明らかにしたタイトルにする。

ブレストの目的とゴールを明確にする。

目的とゴールを理解してもらえたか、全員に確認を取ってからはじめる。


これをクセにすることで、
迷走したまま終了したり
興奮することもなく、ただ疲弊するばかりのブレストは

半分以上、回避できます。



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