こんばんは。
管理職シリーズ、3回目です。
理想像 その③
朝令暮改を厭わない。
ただし、ごまかしもしない。
朝令暮改。
文字の通り、
朝出した指示を、夕方になって変えてしまうこと。
主に、あさはかな指示を揶揄するような、悪い意味で使われることの多い言葉ですが、
これ、仕方ないと思うんです。
世の中、変化が日常ですから。
今までやったことないビジネスを、やろうとしていることも多くなってきました。
もちろん、当初出された指示のレベルによっては、
困っちゃうときありますけどね、、
ただ比較すると、間違った方針だとわかっていながら、
そのまま突き進んでしまうよりは、
過去がどんなにムダになろうが
潔く変えてもらった方がいい、というのが私の考えです。
ただし。
方針変更は、少なからずインパクトが付き物。。
沢山準備してきたというケースも多いですよね。
なので、 朝令暮改するときは。
「ん?、そんなこと言ったっけ?」とトボけたりせずに
「朝礼暮改になるが、 方針を変える!」 と
そのまま堂々と、そして正直に宣言した方が良いと思うのです。
上手に誤魔化したりすると、
本当にこの上司についていっていいのだろうか・・・と
人間不信に陥ってしまいます。
また、部下の身としては、
上司の朝令暮改に対し、
その理由を聞くように心がけるといいと思います。
一般的にいる管理職の多くは、賢者であっても神ではないので
「先見の明」なんてものはないのが普通です。
そのときの新しい状況に応じて、最適解を判断していくものです。
方針をコロコロ変える上司を嘆くよりも、
「的確な状況判断」の能力こそ、理想の管理職から学ぶ姿勢を持ちたいものです。
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