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2013/05/10

【こんな管理職がいい・②】 褒めるだけでなく、盛り立てる

シリーズ第2回目です。

その前に、お伝えし忘れたことがあるので、ひとこと。

私がこういうことを書いているのは、
お世話になった(なっている)上司を
批判するためでは
ありません。

これまでに出会ってきた、沢山のビジネスパーソン。リーダーたち。

指導を受けて感動したり
怒られてすごく悔しかったり
ガチで朝までケンカしたりと、、

沢山、経験してきました。(今も)

それを思い返すと、


「管理職って、ほんと大変だな・・・」


としみじみ思うのです。ありきたりですけどね。
本当にそう思います。




「メンタリング」という言葉があります。
「メンターを見つけよう」と私たち平社員は言われますが、


リーダーさんたちに対する、我々下っ端からのメンタリング、
すなわち

「リバースメンタリング」

っていう考え方がもっとポピュラーになっても
いいんじゃないかなぁと思うのです。

とはいえ、
現実に、「副部長、あたしがリバースメンタリングしてあげますよ」なんてことには
なかなかなりません・・・(汗)

なので、
少しでもわたしの記事を読んでくださった方に
お役に立てる内容になったらいいなぁと思ったのが、

このシリーズを始めたきっかけです。



理想像その②

 部下の良いところを見つけて、盛り立てる。

未熟なところは沢山ある部下たちですが、
悪いところよりも、良いところを先に見つけて
それを盛り立てると、部下は俄然やる気になります。

悪いところを見つける方が簡単なのですが、

悪いところを注視しすぎると、
前に進もうとする組織にとっては、決してプラスに働きません。



良いところを見つけるには、観察力が必要になります。


そして、「盛り立てる」と書きましたが、
言葉で褒めてあげるだけではなく、
それがお世辞ではない証拠に
行動で示してあげることが大事だと思います。

例えば、
「山田さんは、謝罪文書を書く能力がすごいね」
と褒めたなら、
謝罪文書については、山田さんに最後まで責任持ってやってもらう。

こう褒めておいて、
「いや、この謝罪文書は時間がないから私が書く、君はいい」
なんて言って仕事を簡単に取り上げてしまうと

「あの言葉は嘘だったんだ・・・」と、部下はガッカリきてしまうわけです。

(いろんな事情があるでしょうがね、、)


その人を信じて仕事をある程度任すことが、
その人を「盛り立てる」ことでもあります。

具体的には、部下の長所に関連した仕事の中から
任せられる範囲を上手にチョイスして、
かつ少し上のレベルのものを任せる。など。


ちなみに、謝罪文書を任せられた例は、若かりし頃の私なんですが(笑)、
未熟だらけの私に、謝罪文書は最初から最後まで任せていただいたことで、
成長することができたんだろうなぁと思っています。
感謝の気持ちでいっぱいです。



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