シリーズ第2回目です。
その前に、お伝えし忘れたことがあるので、ひとこと。
私がこういうことを書いているのは、
お世話になった(なっている)上司を
批判するためでは
ありません。
これまでに出会ってきた、沢山のビジネスパーソン。リーダーたち。
指導を受けて感動したり
怒られてすごく悔しかったり
ガチで朝までケンカしたりと、、
沢山、経験してきました。(今も)
それを思い返すと、
「管理職って、ほんと大変だな・・・」
としみじみ思うのです。ありきたりですけどね。
本当にそう思います。
「メンタリング」という言葉があります。
「メンターを見つけよう」と私たち平社員は言われますが、
リーダーさんたちに対する、我々下っ端からのメンタリング、
すなわち
「リバースメンタリング」
っていう考え方がもっとポピュラーになっても
いいんじゃないかなぁと思うのです。
とはいえ、
現実に、「副部長、あたしがリバースメンタリングしてあげますよ」なんてことには
なかなかなりません・・・(汗)
なので、
少しでもわたしの記事を読んでくださった方に
お役に立てる内容になったらいいなぁと思ったのが、
このシリーズを始めたきっかけです。
理想像その②
部下の良いところを見つけて、盛り立てる。
未熟なところは沢山ある部下たちですが、
悪いところよりも、良いところを先に見つけて
それを盛り立てると、部下は俄然やる気になります。
悪いところを見つける方が簡単なのですが、
悪いところを注視しすぎると、
前に進もうとする組織にとっては、決してプラスに働きません。
良いところを見つけるには、観察力が必要になります。
そして、「盛り立てる」と書きましたが、
言葉で褒めてあげるだけではなく、
それがお世辞ではない証拠に
行動で示してあげることが大事だと思います。
例えば、
「山田さんは、謝罪文書を書く能力がすごいね」
と褒めたなら、
謝罪文書については、山田さんに最後まで責任持ってやってもらう。
こう褒めておいて、
「いや、この謝罪文書は時間がないから私が書く、君はいい」
なんて言って仕事を簡単に取り上げてしまうと
「あの言葉は嘘だったんだ・・・」と、部下はガッカリきてしまうわけです。
(いろんな事情があるでしょうがね、、)
その人を信じて仕事をある程度任すことが、
その人を「盛り立てる」ことでもあります。
具体的には、部下の長所に関連した仕事の中から
任せられる範囲を上手にチョイスして、
かつ少し上のレベルのものを任せる。など。
ちなみに、謝罪文書を任せられた例は、若かりし頃の私なんですが(笑)、
未熟だらけの私に、謝罪文書は最初から最後まで任せていただいたことで、
成長することができたんだろうなぁと思っています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
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