今日からお送りする、
「こんな人が管理職だったらいいなぁ~」という理想の管理職像シリーズ。
第一回目は基本中の基本から。
理想像その①
成功の手柄は部下に、
失敗の責任は自分の経営力に。
部下が頑張って成し得た成功は、
マネジメント責任をもって指導した、リーダーの成功になります。
これは当然の話です。
それとは反対に、失敗したときこそ、リーダーの真価が問われます。
手柄だけは自分の成果として横取りし、
失敗の責任の所在を部下に押し付けられるケース。
「そんなベタな人いるかいな」と訝しく思う方もいるでしょう。
しかし、現実には横行していると聞きます。
もちろん、水面下、で。
たとえば、
表面的には「すべて自分の責任だ!」とかっこよく言いつつも、
詳しい事情説明の際に、実は部下の未熟さが原因であると匂わせ、
部下に恵まれない上司として、情状酌量してもらう、など。
このような言い訳劇場を繰り広げ、
ついつい、自分の身を守ってしまう。
おそらく部下の未熟さはきっと事実なのでしょう。
(未熟だから部下なのですがね、、)
ただ、気をつけていただきたいのが、
そんな姿は、実は絶対にバレている、ということです。
自分のあずかり知らぬところで。
天知る
地知る
子知る
我知る。
じゃあ部下のせいにしなければいいかというと、そういうわけでもなく、
今度は、「景気」「業界構造」などの悪さ加減を、失敗の言い訳にする。
これも、いただけません。
なぜなら、どこの会社でも同じ悪さに直面して戦っているのですから。
そういう第三次的要因を言い訳出してしまうと、
次のビジネスを立ち上げようとしても、成長は期待できなくなってしまいます。
成功の手柄は、動いた部下の手柄とすると、
部下はまた次の仕事も喜んでリーダーのために動き、貢献したいと思う。
失敗の責任を自分の経営力のなさとすると、
部下はその心意気に胸を熱くし、次こそは成功してみせると誓う。
勤め人って、なんだかんだいって
リーダーの、そういう人間味のある部分に心を動かされ、
モチベーションを高くしたり、仕事頑張ろうって思うものなのです。
マネジメントのリーダーは、「経営者」と同じです。
経営の対象が、チームというだけ。
その覚悟がないといけないので、大変な職位だと思っています!!
さて第二回の明日は、
部下の○○を見つけて○○する。 をお送りします!
日本の管理職のみなさん、毎日プレッシャーの中、おつかれさまです。
明日も頑張ってください!!
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