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2013/05/23

【こんな管理職がいい・⑤】 どんな人とでも、コミュニケーションできる



早くも5回目、折り返し地点です。(あ、全部で10か条なので)
オムロンさんの低周波治療器を肩にあてつつ、
理想の上司像、
今日も行ってみましょう!


 どんな人とでも、「コミュニケーション」できる。

「何を当たり前な」と一蹴してしまう人もいるかもしれませんね。

ところがどっこい、
ただ「会話をする」のがコミュニケーションではありません。

そもそも、リーダーなのに自信なくモゴモゴ言ってるだけで
何を言っているのか聞き取れない人なんかもいますが、
そういう人はもはや末期ということで横に置いておきましょう。

今回は、本来の「コミュニケーション」についてです。

「communication」 の語源は、
ラテン語の 「communicare」(コムニカーレ)という動詞だそうです。

これは 「com」 + 「municus」という二つの句が重なっていて、

荷物を共に分け合う」というのがもともとの意味。

最近では、分け合う、つまり”シェア(共有)”という言葉がバズワードになってますけど
それに近いのかもしれませんね。

つまりコミュニケーションとは、

単にメッセージの伝達ではなく、

「気持ちをわかちあう」ということなのだと思うのです。



そう考えると・・・
コミュニケーションできていないリーダーはすごく多いと思いませんか(笑)。




企業の人事部は、意識的に、
組織の人材配置として「多様性(ダイバーシティ)」を高めています。

女性とか男性とかだけではなく、
入社以来同じ会社の人 や 異業種出身者
日本人 や 外国人
若者 や シニア人材
障害のない人 や ある人

・・・・その他、いろいろ

これはつまり、
これまでのように、同じ釜の飯を食い続けた環境だったら
すべてを語らずに、「流れ」「ノリ」「空気」でコミュニケーションできる、
言うならば
「狭い環境の中での浪花節」が
もはや通じなくなったことを意味しています。


多様な人材を揃えるという手段が、”目的”化してしまっている中で、

果たしてその「多様性」を、現場の仕事に有機的に反映していけるかどうか。


それは、

相手がどんな人であっても、

お互いの気持ちをわかちあう」ことができる、
または
お互いの気持ちを「わかちあえるよう努力」できる人。

そんなリーダーの有無にかかっています。

メッセージ伝達が出来ればいいのではないのですね。




過去を懐かしむのではなく、
相手のことを理解したり、尊重しようとする果敢な姿勢を
部下はしっかり見ています。

椅子に座ったままふんぞり返って、相手が来るのを待たずに、
自らも語りかけていくという行動を起こさないと
誰も付いてきてくれなくなるのでしょうね。


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